リオ・グランデ川(ブラジル)(読み)りおぐらんでがわ(英語表記)Rio Grande

翻訳|Rio Grande

日本大百科全書(ニッポニカ) の解説

リオ・グランデ川(ブラジル)
りおぐらんでがわ
Rio Grande

ブラジル南東部の川で、ラ・プラタ水系パラナ川源流の一つ。リオ・デ・ジャネイロ北西方のマンティケイラ山脈に発し、ブラジル高原上を、ミナス・ジェライス、サン・パウロ両州の州境をなして西流し、パラナイバ川と合流してパラナ川となる。長さ約1300キロメートル、流域面積14万平方キロメートル。川にはダム貯水池が連続し、フルナス発電所(出力122万キロワット)をはじめ多数水力発電所がある。

[松本栄次]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

今日のキーワード

脂質異常症治療薬

血液中の脂質(トリグリセリド、コレステロールなど)濃度が基準値の範囲内にない状態(脂質異常症)に対し用いられる薬剤。スタチン(HMG-CoA還元酵素阻害薬)、PCSK9阻害薬、MTP阻害薬、レジン(陰...

脂質異常症治療薬の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android