日本大百科全書(ニッポニカ) の解説 リオ・グランデ川(ブラジル)りおぐらんでがわRio Grande ブラジル南東部の川で、ラ・プラタ水系パラナ川源流の一つ。リオ・デ・ジャネイロ北西方のマンティケイラ山脈に発し、ブラジル高原上を、ミナス・ジェライス、サン・パウロ両州の州境をなして西流し、パラナイバ川と合流してパラナ川となる。長さ約1300キロメートル、流域面積14万平方キロメートル。川にはダム、貯水池が連続し、フルナス発電所(出力122万キロワット)をはじめ多数の水力発電所がある。[松本栄次] 出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例