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リオ・ブラボー Rio Bravo

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世界大百科事典 第2版の解説

リオ・ブラボー【Rio Bravo】

1959年製作のアメリカ映画《赤い河》(1948)に次ぐハワードホークス監督,ジョンウェイン主演の西部劇で,このあと同工異曲プロットと人物配置をもつ同じコンビの西部劇《エル・ドラド》(1966),《リオ・ロボ》(1970)と合わせて〈リオ・ブラボー三部作Rio Bravo Trilogy〉とよばれる。 ウィルライト著《六連発銃と社会》(1975)によれば,開拓民の共同体を〈悪〉から守るヒーローの活躍を描いた〈古典的なプロット〉の西部劇に対して,まずジョン・フォード監督の《駅馬車》(1939)が個人の執念に生きるヒーローを描く〈復讐のテーマ〉の西部劇のはじまりとなり,次いで《リオ・ブラボー》がプロのガンファイターたちのプロとしての誇りと責任や腕の競い合いを興味の中心とする〈プロフェッショナルのテーマ〉を開いた西部劇として,トーキー以後の西部劇の流れを変えたという。

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All Rights Reserved. Copyright (C) 2015, Hitachi Solutions Create,Ltd. 収録データは1998年10月に編集製作されたものです。それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。また、本文中の図・表・イラストはご提供しておりません。

世界大百科事典内のリオ・ブラボーの言及

【西部劇】より

…トーキー時代を迎えて,西部劇は馬のいななきやひづめの音や銃声や西部民謡といった〈音声〉の魅力を加えて発展し,他のジャンルと同様に音にふりまわされるという一時の試行錯誤はあったものの,あくまでも野外のドラマという条件のために室内劇のような台詞過剰に陥ることはなく,ラオール・ウォルシュ監督《懐しのアリゾナ》(1929)やキング・ビダー監督《ビリー・ザ・キッド》(1930)で効果的に使われたギターやピアノを使った音楽場面,銃撃戦,野宿のフライパンの中でベーコンの焼ける音といった音の使い方はその後の西部劇にも不可欠の要素となった。
[全盛期から西部劇の変容へ]
 西部劇の全盛時代は,ジョン・フォード監督《駅馬車》(1939)からハワード・ホークス監督《リオ・ブラボー》(1959)に至る20年間であるというのがほぼ定説になっている。〈アメリカ自身が迷わなかった〉時代であり,映画をつくる側も見る側も迷わず〈フロンティア・スピリット(開拓者精神)〉を信じて夢を描くことができた時代であり,またサイレント時代からたたき上げてきた特色ある監督や俳優が円熟あるいは絶頂を極めた時期でもあった。…

※「リオ・ブラボー」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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