リチャード テイラー(英語表記)Richard Edward Taylor

現代外国人名録2016 「リチャード テイラー」の解説

リチャード テイラー
Richard Edward Taylor

職業・肩書
物理学者 スタンフォード大学名誉教授

国籍
カナダ

生年月日
1929年11月2日

出生地
米国アルバータ州メディシンハット

専門
素粒子

学歴
アルバータ大学,スタンフォード大学〔1962年〕卒

学位
Ph.D(スタンフォード大学)〔1962年〕

受賞
ノーベル物理学賞〔1990年〕,パノフスキー賞〔1989年〕

経歴
1962〜68年スタンフォード大学線形加速器センター(SLAC)スタッフ、’68〜70年準教授、’70年〜2003年教授。2003年名誉教授。1960年代末から’70年代初めにかけ陽子の内部構造を調べ始め、同センターの大型線形加速器(全身約3キロ)を使って高エネルギーの電子線を水素重水素に照射する実験に取り組み、それまで理論的にしか知られていなかった素粒子“クオーク”の存在を実証した。この業績により’90年J.フリードマン、H.ケンドールとともにノーベル物理学賞受賞。’87年から文部省高エネルギー物理学研究所(つくば市)の大型素粒子加速器“トリスタン”の物理実験委員会委員も務めた。

出典 日外アソシエーツ「現代外国人名録2016」現代外国人名録2016について 情報

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