リッカルド バッケルリ(英語表記)Riccardo Bacchelli

20世紀西洋人名事典 「リッカルド バッケルリ」の解説

リッカルド バッケルリ
Riccardo Bacchelli


1891.4.19 - ?
イタリアの小説家,劇作家,批評家。
ボローニャ生まれ。
ボローニャ大学文学を学ぶ。第一次世界大戦後、1919年文学雑誌「ロンダ」を創刊し、イタリア文学復興を唱えた。その後、’39年学士会員に選ばれたが、’43年に辞退。作品は「抒情詩集」(’14年)などの詩集のほか、「ハムレット」などの戯曲も多いが、とくに歴史小説に優れ、洗練された文体史実に対する忠実さ、巧みな方言を用いて「ポンテルンゴの悪魔」(’27年)、「ポー川水車小屋」(’38年)等を発表。作品は他に評論「文芸告白録」(’31年)等。

出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報

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