リニアフレームバッファー

ASCII.jpデジタル用語辞典 の解説

リニアフレームバッファー

CPUアドレス空間に対して、メインメモリーと同様に、単純なフラット構造で、すべての画素メモリーマッピングされているフレームバッファのこと。グラフィックス回路によっては、空いているアドレス空間が狭いなどの理由から、特定領域に対して、RGBそれぞれの色のフレームバッファを重ねてマッピングしていることがある。たとえば赤のプレーンに画素データを書き込みたい場合(あるいは読み出したい場合)、グラフィックス回路をコントロールして、赤のプレーンをアドレス空間にマッピングしてからアクセスする。次に青のプレーンにアクセスする必要があるなら、プレーンのマッピングを赤から青に切り替えてアクセスする。このように、プレーンの切り替えというオーバーヘッドがあるため、現在では、特に理由がない限り、このオーバーヘッドのないリニアフレームバッファが採用されることが多い。

出典 ASCII.jpデジタル用語辞典ASCII.jpデジタル用語辞典について 情報

今日のキーワード

青天の霹靂

《陸游「九月四日鶏未鳴起作」から。晴れ渡った空に突然起こる雷の意》急に起きる変動・大事件。また、突然うけた衝撃。[補説]「晴天の霹靂」と書くのは誤り。[類語]突発的・発作的・反射的・突然・ひょっこり・...

青天の霹靂の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android