リベルタドーレス杯南米クラブ選手権(読み)りべるたどーれすはいなんべいくらぶせんしゅけん(英語表記)Copa Toyota Libertadores De America

日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

リベルタドーレス杯南米クラブ選手権
りべるたどーれすはいなんべいくらぶせんしゅけん
Copa Toyota Libertadores De America

南米サッカー連盟(CONMEBOL)に所属するクラブチームのチャンピオンを決定する大会。1955~56年シーズンに開始されたヨーロッパ・チャンピオンズ・カップ(現UEFAチャンピオンズ・リーグ)の成功を受けて1960年に創設された。広大な南米大陸を移動するため、選手たちは休みなく移動と試合を繰り返すという過度な肉体的な負担を強いられ、クラブも多くの費用を負担しなければならないという問題に直面し、創設当初は、その存在が危ぶまれることもあったが、現在では、南米でもっとも権威と人気のある国際大会として知られている。従来は、南米サッカー連盟に所属する10か国から各2チームずつが参加して行われていたが、1998年から北中米カリブサッカー連盟に属するメキシコなどのクラブチームにも門戸を開放した。ベネズエラとメキシコに合わせて二つの参加枠が与えられ、両国の間で予選を行い出場チームを決定している。さらに、2000年からは参加チーム数を32チームに拡大した。2001年の大会には、前回優勝チームのボカ・ジュニアーズ(アルゼンチン)のほか、ブラジルとアルゼンチンから各4、ボリビア、チリ、コロンビア、エクアドル、パラグアイ、ペルー、ウルグアイから各3、ベネズエラ、メキシコから各1チームが参加した。
 大会は、まず4チーム8グループによる一次リーグを行い、それぞれの上位2チーム(計16チーム)が第二次ラウンドに進出。以降はトーナメント戦によってチャンピオンを決定する。決勝戦を含めてすべてホームアンドアウェイ方式で争われる。なお、チャンピオンチームには、ヨーロッパ/サウスアメリカ・カップへの出場資格が与えられ、ヨーロッパのクラブチャンピオンとクラブチーム世界一を賭けて戦うことになる。[西村幸祐]

その後の動き

ヨーロッパ/サウスアメリカ・カップは2005年からFIFAクラブ世界選手権に統合され、2006年からはFIFAクラブワールドカップに名称を変更している。[編集部]
『クリストファー・ヒルトン、イアン・コール著、野間けい子訳『南米サッカーのすべて』改訂新版(2002・DAI-X出版)』

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

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