コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

リン(燐)酸カルシウム リンさんカルシウム

百科事典マイペディアの解説

リン(燐)酸カルシウム【リンさんカルシウム】

(1)リン酸三カルシウムCa3(PO42 第三リン酸カルシウムとも。比重3.14,融点1670℃。白色の結晶。水に難溶。酸に可溶。天然にリン灰石として産し,また動物の骨,歯の主成物で,植物の生長にも必須。(2)リン酸水素カルシウムCaHPO4 第二リン酸カルシウムとも。比重2.31。無色の結晶。水に不溶,酸に可溶。医薬品,ガラスの製造に用いられ,工業的には石灰乳とリン酸とを反応させてつくる。(3)リン酸二水素カルシウムCa(H2PO42 第一リン酸カルシウムとも。比重2.22。無色の結晶。水に可溶のためリン酸肥料として重要で,重過リン酸石灰はこれを主成分としたもの。また過リン酸石灰はこれと硫酸カルシウムの混合物。栄養剤,家畜飼料の添加剤としても利用。
→関連項目インプラント乳白ガラス

出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報

リン(燐)酸カルシウムの関連キーワード可溶

今日のキーワード

塞翁が馬

《「淮南子(えなんじ)」人間訓から》人生の禍福は転々として予測できないことのたとえ。「人間万事塞翁が馬」[補説]昔、中国の北辺の塞(とりで)のそばに住んでいた老人の馬が胡(こ)の地に逃げたが、数か月後...

続きを読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android