リーザ テッツナー(英語表記)Lisa Tetzner

20世紀西洋人名事典 「リーザ テッツナー」の解説

リーザ テッツナー
Lisa Tetzner


1894 - 1963
ドイツの口演童話家,児童文学者。
夫は、「赤毛ゾラ」等で知られるクルトヘルト病気が原因で、11歳の時から身障者となる。24歳の時からオイゲン・ディートリヒの青少年運動に参加。童話を中・南ドイツの村で口演する。結婚後は、夫の影響もあり、社会問題も扱った児童や少年向けの作品を書く。1927年よりベルリンラジオで児童番組のキャスターをする。’33年ナチスの圧迫で、スイス亡命。代表作品に、「二少年の秘密」(’35年)、「六七番地の子どもたち」等がある。

出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報

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