山川 世界史小辞典 改訂新版 の解説
リープクネヒト(ヴィルヘルム)
Wilhelm Liebknecht
1826~1900
ドイツの社会主義者。1848年三月革命に参加し,スイスついでロンドンに亡命,マルクス,エンゲルスの影響を受けた。62年帰国しラサール派の労働運動に参加,のちベーベルと協力して社会民主労働者党(アイゼナハ派)を設立した。プロイセン‐フランス戦争では政府を批判。ラサール派との合同を推進し,ゴータ綱領の作成に参加した。ベーベルとともに社会主義者鎮圧法に対する闘争を指導し,また修正主義に反対した。
出典 山川出版社「山川 世界史小辞典 改訂新版」山川 世界史小辞典 改訂新版について 情報