リー リトナー(英語表記)Lee Mack Ritenour

現代外国人名録2016 「リー リトナー」の解説

リー リトナー
Lee Mack Ritenour

職業・肩書
ギタリスト i.e.ミュージック専属プロデューサー

国籍
米国

生年月日
1952年1月11日

出生地
カリフォルニア州ロサンゼルス

学歴
南カリフォルニア大学

受賞
グラミー賞編曲部門賞(第28回)〔1985年〕「ハーレクイン

経歴
幼い頃からジャズに親しみ、7歳からギターを始める。大学在学中クラシック・ギタリストやジャズ・ギタリストに師事。1973年セルジオ・メンデス&ブラジル77のメンバーの一員となる。やがてバンドを組み、’76年初リーダー作品「ファースト・コース」を発表。以後数々のヒット作を生み、フュージョン界屈指のギタリストの地位確立。“キャプテン・フィンガーズ”の愛称で親しまれる。’85年デーブ・グルーシンとの共演作「ハーレクイン」を発表、グラミー賞編曲部門で賞を獲得。2000年にもグルーシンとの共演でクラシックアルバム「トゥーワールド」をリリース。1996年自らプロデューサーを務める新レーベル、i.e.ミュージックを設立。’97年アルバム「ツイスト・オブ・ジョビン」を発表。2000年ジャズ・バイオリニストの寺井尚子との共演でアルバム「プリンセスT」を発表。同年ジャズ・ピアニストのデーヴ・グルーシンとともにクラシックに取り組んだアルバム「トゥー・ワールド」をリリース。2009年には続編「アンパロ〜トゥ・ワールドVol.2」をリリース。ピンク・フロイドなどロック系アーティストとの共演も多く、幅広いジャンルで数多くのレコーディングセッションに参加。他の作品に「ディス・イズ・ラヴ」「ツイスト・オブ・マーリー」「リット・ハウス」「ツイスト・オブ・モータウン」など。2010年現代を代表するギターの名手たちの演奏を集めたアルバム「シックス・ストリング・セオリー」を企画しリリース。来日公演多数。

出典 日外アソシエーツ「現代外国人名録2016」現代外国人名録2016について 情報

20世紀西洋人名事典 「リー リトナー」の解説

リー リトナー
Lee Ritenour


1952.7.18 -
米国のジャズ・ギター奏者。
カリフォルニア州ロサンジェルス生まれ。
別名Lee Mack Ritenour。
ギターを6歳で始め、南カリフォルニア大学在学中からクラシック・ギタリストのクリストファー・パークニング、ジャズ・ギタリストのハワード・ロバーツ等に師事。スタジオ・ミュージシャンを経て、1973年セルジオ・メンデス&ブラジル77に参加し、ツアーに同行。’74年デイブ・グルーシンと出合い、彼の担当した映画音楽「コンドル」等で共演。’76年初リーダー作「ファースト・コース」を発表。その後’77年ジェントル・ソウツ、’78年フレンドシップと名を変えながら自己のグループを率いてフュージョン・ギターの一人者となる。’85年グルーシンとの双頭リーダー作「ハーレクイン」を発表。’86年グルーシンの設立したGRPレコードの専属となり、デジタル・ギター・シンセサイザーシンタックスを用いるなど意欲的なサウンドに挑戦し活躍している。代表作「ジェントル・ソウツ」。

出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android