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ルイ[7世](英語表記)Louis VII

世界大百科事典 第2版の解説

ルイ[7世]【Louis VII】

1120ころ‐80
カペー朝第6代のフランス王。在位1137‐80年。父ルイ6世の政策を継ぎ,イル・ド・フランスの聖俗諸侯を服属させ,王権の強化をはかった。ユリの花を王家の紋章に定め,第2回十字軍にも参加。1154年,アキテーヌ公領の相続者である王妃アリエノール(エレオノール)を離婚,フランス王権に重大な政治的結果を招来する素因をつくった。アリエノールはまもなくノルマンディー公領の継承者でもあるアンジュー伯アンリ(のちのイギリス王ヘンリー2世)と再婚したため,ノルマンディー,アンジュー,アキテーヌを結ぶ西フランスの広大な領域がイギリス王の領有するところとなったからである。

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世界大百科事典内のルイ[7世]の言及

【カペー朝】より

…フランスの王朝。987年,ルイ5世の死によって西フランクにおけるカロリング家の血統が絶え,フランス公のロベール家からユーグ・カペーが選立されて王位についたのに始まる。以後シャルル4世がカペー家直系の男子相続人なしに死亡する1328年までフランスに君臨した王朝で,この王朝の誕生とともにフランス国家の歴史が始まった。…

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