ルイス ファラカン(英語表記)Louis Farrakhan

現代外国人名録2016 「ルイス ファラカン」の解説

ルイス ファラカン
Louis Farrakhan

職業・肩書
イスラム教指導者 ネーション・オブ・イスラム議長

国籍
米国

生年月日
1933年5月11日

出生地
ニューヨーク市

本名
ウォルコット,ルイス・ユージン〈Wolcott,Louis Eugene〉

受賞
カダフィ人権賞〔1996年〕

経歴
マサチューセッツ州ロクスベリーで育ち、大学中退後にカリプソ歌手。1955年ブラック・ムスリム団体の幹部マルコムXに誘われてネーション・オブ・イスラム(黒人回教国)に加盟。’75年分裂後、’78年「黒人のイスラム運動を再生する」と主張、シカゴを本拠地にネーション・オブ・イスラムを再建強硬派をまとめて指導者となった。’95年10月ワシントンで“黒人100万人大行進”(ワシントン大行進)を指揮。’96年米誌「タイム」で“米国の最も影響力のある25人”の一人に選ばれた。同年カダフィ大佐が主宰するカダフィ人権賞が贈られた。雄弁な演説家で、黒人の自立を唱える一方、米国は人種別に“離婚”すべきだと語る、黒人分離主義者でもある。

出典 日外アソシエーツ「現代外国人名録2016」現代外国人名録2016について 情報

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