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ルチフェル Lucifer

翻訳|Lucifer

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

ルチフェル
Lucifer

[生]?
[没]370頃
サルジニアのカリアリ司教。アリウス主義に激しく反対し,反アリウス派のアタナシウスを支持。 355年のミラノ教会会議でアタナシウス断罪への同意を拒んで追放された。また 362年アレクサンドリア教会会議へ出席の途上,アンチオキアメレチウスを司教と認めず,パウリヌスを司教としたため同教会はメレチウスの死まで分裂した。 362年の会議が転向したアリウス派をゆるすことを決定したのに反対,サルジニアに引退してルチフェル派と呼ばれる分派を形成した。

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世界大百科事典 第2版の解説

ルチフェル【Lucifer】

キリスト教の墜落天使(反逆天使堕天使)の名でルキフェルルシファーともいう。〈明けの明星〉の意。この呼名旧約聖書イザヤ書》14章12節の記述によるもので,初期教父時代から墜落天使の名として用いられた。もとは天使であり,全天使の首領でもあったが,あるとき神と敵対し,天上を追われたとされる。またこの墜落が,新約聖書ヨハネ黙示録》12章7節に記されたミカエルと竜との闘いと同一視されることもある。

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