世界大百科事典(旧版)内のルドルフ[4世]の言及
【ハプスブルク家】より
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[オーストリア支配と世界帝国]
スイスとエルザス(アルザス)に所領をもつ豊かな貴族として,1020年にはスイス北部にハプスブルク城を築き,伯の称号をもっていた。大空位時代の混乱の後,始祖ルドルフ1世は,1273年ドイツ国王に選ばれ,競争者ボヘミア王オタカル2世からオーストリア,シュタイアーマルクを没収し,82年息子たちに授封し,初めて東方に家領を確保した。兄弟全員による相続権所有の原則から,以後相続争いと系統分立を繰り返すが,断絶の際には残った系統に再統一される復元力もあって多産系のこの王家は家領を拡大する。…
※「ルドルフ[4世]」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」