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ル・コック Albert von Le Coq

世界大百科事典 第2版の解説

ル・コック【Albert von Le Coq】

1860‐1930
ドイツの東洋学者。ベルリン生れ。1900年ベルリン民俗博物館無給職員となる。02年以降グリュンウェーデルとともにドイツ・トゥルファン探検隊の主要メンバーとなり,4次(第1次1902‐03,第2次1904‐05,第3次1905‐07,第4次1913‐14)にわたってクチャ,トゥルファン地方を探検した。各地の石窟壁画を多数採取・将来し,《中央アジア仏教徒の古代終期》7巻(1922‐33)などで,その紹介を行ったが,壁画の採取に対しては現在,中国側から強く非難されている。

出典 株式会社日立ソリューションズ・クリエイト世界大百科事典 第2版について 情報

世界大百科事典内のル・コックの言及

【キジル石窟】より

…窟数236(1973現在)。1906年(グリュンウェーデル)と14年(ル・コック)のドイツ隊の調査で注目され,07年にはペリオが,28年には黄文弼が調査した。53,73年には北京大学を中心とする本格的な調査が行われた。…

【トユク石窟】より

…北方を境する火焰山の一峡谷中にあり,カラ・ホージョ東方に位置する。1898年D.A.クレメンツ,1907年A.グリューンウェーデル,16年M.A.スタインが調査し,A.vonル・コックや大谷探検隊も調査したが,一部が知られるにすぎない。石窟ばかりでなく,断崖の空地を利用して,泥煉瓦による寺院も構築された。…

※「ル・コック」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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