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ル・ジャンドル Charles William Le Gendre

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世界大百科事典 第2版の解説

ル・ジャンドル【Charles William Le Gendre】

1830‐99
アメリカの軍人,外交官。李仙得とも称した。フランスに生まれ,のちアメリカに帰化。南北戦争に従軍し,活躍。1866年厦門(アモイ)駐在領事,73年公使デ・ロングの推薦で日本政府の外務省顧問となり,副島種臣外務卿に台湾併合を進言。74年台湾出兵に当たり蕃地事務局准二等出仕に転じ従軍,米英の中立宣言後も活躍した。90年朝鮮の外事顧問となり,京城で没した。士族授産殖産興業,市街計画など日本政府への建言書類多数がある。

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世界大百科事典内のル・ジャンドルの言及

【台湾出兵】より

…1871年琉球宮古島,八重山島の漁船が台湾に漂着し,乗組員多数が原住民に殺害され,さらに73年には岡山県の船員が略奪されるという事件が起こった。このため早くから征韓論を唱えて大陸進出をめざしていた外務卿副島種臣は,これを台湾征討の理由とし,あわせて琉球の帰属問題を国際的に明確化しようとし,前厦門(アモイ)駐在のアメリカ領事ル・ジャンドル(李仙得)を顧問に雇い,その助言によって出兵を計画した。73年6月副島が特命全権大使として日清条約批准書交換のため清に赴いたとき,副使柳原前光をして台湾漂流民の問題を交渉させたが,清国側は,琉球は日本領ではなく,また台湾の原住民は法律の外にあるとし,その処置を拒んだ。…

※「ル・ジャンドル」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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