レオ ヌッチ(英語表記)Leo Nucci

現代外国人名録2016 「レオ ヌッチ」の解説

レオ ヌッチ
Leo Nucci

職業・肩書
バリトン歌手

国籍
イタリア

生年月日
1942年

出生地
ボローニャ近郊

受賞
ヴィオッティ国際音楽コンクール第1位〔1973年〕

経歴
蹄鉄屋の息子に生まれ、働きながら歌を習う。1967年スポレート音楽祭に「セビリヤの理髪師」のフィガロを歌ってデビュー。のちミラノ・スカラ座の合唱団に入団し、傍ら地方の劇場などでオペラを歌う。’73年レニャーゴの小さな劇場でリゴレットを歌ったのが注目され、同年ヴィオッティ国際音楽コンクール第1位。以来イタリア各地、ウィーンミュンヘンハンブルクベルリンなどの歌劇場に出演。’78年ミラノ・スカラ座にソリストとしてデビュー。’79年メトロポリタン歌劇場にデビュー。後にワシントン歌劇場、ウィーン国立歌劇場、ベルギー国立歌劇場、パリ・オペラ座などに出演。主にヴェルディドニゼッティロッシーニプッチーニのテノール諸役を演じ、特にリゴレットを最も得意とする。’94年公演で来日。

出典 日外アソシエーツ「現代外国人名録2016」現代外国人名録2016について 情報

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