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レオ[6世] Leo VI

世界大百科事典 第2版の解説

レオ[6世]【Leo VI】

866‐912
ビザンティン帝国皇帝。在位886‐912年。ギリシア名レオンLeōn。バシレイオス1世の息子で父の死後即位。学芸全般に造詣の深い文人皇帝で,〈賢帝〉と呼ばれた。〈ローマ法大全〉の改訂を図り《バシリカ法典》60巻を刊行,さらに113の勅令を法整備のため発布した。だが対外的にはブルガリアのシメオン王に敗れ(896),シチリアのタオルミナをイスラム勢力に奪われた(902)。キエフのオレーグ王と通商条約を締結し(911),この方面でのビザンティンの影響力を伸ばした。

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世界大百科事典内のレオ[6世]の言及

【バシリカ法典】より

…ビザンティン帝国レオ6世(在位886‐911)により10世紀初頭,ユスティニアヌス1世の立法(いわゆる〈ローマ法大全〉)を基礎として制定公布された60巻のギリシア語で書かれた法典で,その呼称はギリシア語で〈王の法〉を意味する。学説彙纂および勅法彙纂の6世紀に成立したギリシア語要約,ならびに新勅法を,場合により修正・加除のうえ,事項ごとに巻・章に分け収録したもので,全体の約3分の2が今日に伝えられる。…

※「レオ[6世]」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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