世界大百科事典(旧版)内のレオニダス[2世]の言及
【アギス[4世]】より
…すなわち借財の帳消しと土地再分配によって,市民権喪失者を市民身分に復し,自由人にふさわしい教育を受けて軍役能力のあるペリオイコイと外人に市民権を与え,4500の市民団を創出する計画がそれである。前242年に反対派の指導者であるもう1人の王レオニダス2世を廃し,借財の帳消しを実施した。しかし,叔父アゲシラオスの反対などにあって土地再分配を実施できず,これが改革失敗の原因となった。…
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出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」