レオンチウス[ビザンチン](英語表記)Leontius of Byzantium

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 の解説

レオンチウス[ビザンチン]
Leontius of Byzantium

[生]485頃.コンスタンチノープル
[没]545頃.コンスタンチノープル
ビザンチンの神学者。ヒエロソリミタノス,あるいはキリスト教神学アリストテレス哲学を導入し中世スコラ哲学の先駆をなしたのでスコラスチクスとも呼ばれる。その生涯はおもにキリスト単性説論駁に捧げられ,アンチオキアのセベルスやネストリウス派を論駁した。主著"Libri III contra Nestorianos et Eutychianos" "Solutio argumentorum Severi"。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android