レスビア(読み)れすびあ

世界大百科事典(旧版)内のレスビアの言及

【カトゥルス】より

…ローマで上流社会に受け入れられ,彼の友人たちの中には伝記作者のネポス,キケロの論敵ホルテンシウスらの名が見られる。またプロペルティウスのキュンティア,ティブルスのデリアと並ぶカトゥルスの恋愛詩の女主人公レスビアは,既婚婦人であったクロディウス・プルケルの妹クロディアであったと伝えられている。彼は自作の詩を1巻の《詩歌集》にまとめてネポスに献呈したが,現在残っている《詩歌集》は彼の死後編纂されたものであり,100余詩が収められている。…

※「レスビア」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android