レッジョ・ディ・カラブリア(読み)レッジョディカラブリア

  • Reggio di Calabria

百科事典マイペディアの解説

イタリア南部,カラブリア州の都市。長靴形の半島のつま先にあり,メッシナ海峡を隔ててシチリアメッシナと対する。古代ギリシア・ローマ時代から要港として知られ,劇場,浴場などの遺跡がある。シチリアへのフェリーが発着し,農産物加工が行われる。1783年,1908年に大地震があった。18万817人(2011)。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

イタリア南部、カラブリア州レッジョ・ディ・カラブリア県の県都。1971年までカラブリア州の州都。イタリア半島南端部、メッシーナ海峡の東岸に位置する港湾都市。人口17万9384(2001国勢調査速報値)。14キロメートル北寄りの町ビッラ・サン・ジョバンニとともにシチリア島への連絡港となっており、対岸のメッシーナとはフェリーで結ばれる。紀元前8世紀にギリシアのエウボイア島のカルキス人によって建設され、マグナ・グラエキア(「大ギリシア」の意。南イタリアのギリシア植民市群)の中心地として繁栄した。ギリシア名レギオンRhegion、ラテン名レギウムRegium。その後中世においても南イタリアの重要都市として栄える。1908年の地震で町は完全に破壊されたため、再建後の市街地は碁盤目状に整備され、近代的な様相を呈している。柑橘(かんきつ)類やオリーブなどの農産物の生産と取引が盛んである。1970~71年には州政庁のカタンザーロへの移転に反対して暴動が起きた。

[堺 憲一]

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