レディ・チャペル(読み)れでぃちゃぺる

世界大百科事典(旧版)内のレディ・チャペルの言及

【ゴシック美術】より

…イギリスの大聖堂はロマネスク時代以来,修道院と大聖堂との結合したものが少なくなく,大聖堂の周囲は広く,回廊やチャプター・ハウスなどを配置するものが多い。プランはフランスとちがって長大で,ことに内陣部が大きく,その東端が長方形に終わり,しばしばその延長に長方形のレディ・チャペルlady chapel(聖母礼拝堂)を設ける。トランセプトも大きく張り出し,中央に大塔を築く伝統を発展させ,大胆な解決法をもって驚かす。…

【チャペル】より

…用途によって宮廷礼拝堂(アーヘンなど),墓地礼拝堂,教皇の礼拝堂(システィナ礼拝堂)などがある。聖母マリアを守護者とする教会で,後陣(アプス)中央に設けられたマリアをまつる祭室を,とくにレディ・チャペルLady Chapelと呼ぶ。【藤本 康雄】。…

※「レディ・チャペル」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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