レバノン総選挙と杉の木革命

朝日新聞掲載「キーワード」の解説

レバノン総選挙と杉の木革命

26選挙区で128議席を争う。議席はキリスト教64、イスラム教64と定められ、それぞれの宗教内でさらに宗派ごとに割り当て議席数が決まっている。同国のキリスト教徒は人口の3割程度とされる。シリアは、レバノン内戦(75~90年)期からレバノンを実効支配してきた。しかし、05年2月に反シリア派のラフィク・ハリリ元首相が爆弾テロの犠牲となったのをきっかけに「杉の木革命」と呼ばれた大規模な反シリアデモが起きた。親シリア派内閣は総辞職し、シリア軍は4月に全面撤退。直後の総選挙で元首相の次男サード氏が率いる勢力が内戦後初めて反シリア派として過半数を獲得した。

(2009-06-07 朝日新聞 朝刊 1外報)

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