ロイコチトゾーン病(読み)ロイコチトゾーンびょう(英語表記)leucocytozoonosis

世界大百科事典 第2版の解説

ロイコチトゾーンびょう【ロイコチトゾーン病 leucocytozoonosis】

ロイコチトゾーン属Leucocytozoonの原虫に起因する鳥類の伝染病。この原虫はマラリアやコクシジウムとも近縁なもので,その発育環は三つの段階があり,鳥類の体内と媒介昆虫体内とで行われる。以下ニワトリを例に述べる。ヌカカの吸血時にニワトリの体内に侵入した胞子小体は,脾,肝,肺などの血管内皮細胞で第1代の分裂小体(シゾント)となり,この後血中から全身の臓器に運ばれて発育をつづける。この後シゾントから第2代の分裂小体(メロゾイト)が末梢血中で赤血球内の寄生状態となる。

出典 株式会社平凡社世界大百科事典 第2版について 情報

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