日本大百科全書(ニッポニカ) の解説 ロイド(John Selwyn Brooke Lloyd)ろいどJohn Selwyn Brooke Lloyd(1904―1978) イギリスの政治家。ケンブリッジ大学を卒業後、弁護士となり、第二次世界大戦ではモンゴメリー将軍の参謀としてノルマンディー上陸作戦に参加。1945年保守党下院議員。供給相、国防相を経て、1955年イーデン内閣の外相に就任。スエズ戦争ではエジプト攻撃にあたって中心的役割を果たした。その後、財務相、国璽尚書(こくじしょうしょ)を歴任、1971~1976年には下院議長を務めた。[木畑洋一] 出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例