ロジャー クレメンス(英語表記)Roger Clemens

現代外国人名録2016 「ロジャー クレメンス」の解説

ロジャー クレメンス
Roger Clemens

職業・肩書
大リーグ選手

国籍
米国

生年月日
1962年8月4日

出生地
オハイオ州デイトン

本名
Clemens,William Roger

学歴
テキサス大学

受賞
MVP(アリーグ)〔1986年〕,サイ・ヤング賞(アリーグ)〔1986年・1987年・1991年・1997年・1998年・2001年・2004年〕

経歴
1983年テキサス大学を全米大学野球選手権優勝に導く。同年ドラフト1巡目全体9位で大リーグのレッドソックスに入団。’84年5月メジャーに昇格し、“ザ・ロケット”と呼ばれる豪速球で’86年MVPとサイ・ヤング賞を受賞。他に勝率防御率勝利のタイトルを獲得。また同年1試合20奪三振の大リーグ史上最多記録をマーク。’86年より7年連続200奪三振をマーク。’91年大リーグ史上最高給選手(538万250ドル/年平均)になる。’96年12月FAでブルージェイズと3年間、2475万ドルの投手最高額で契約。’97年21勝、防御率2.05、292奪三振で史上16人目の投手部門3冠を達成。’98年は20勝、防御率2.65、271奪三振で2年連続投手部門3冠に。’99年自らトレードを希望してヤンキースに移籍。同年6月対インディアンス戦で大リーグ史上4人目の20連勝を達成。ワールドシリーズ第4戦でシリーズ初勝利を挙げ、世界一に。2001年大リーグ史上初めて黒星1つだけで20勝に到達するなどチームのリーグ4連覇に貢献。2003年6月対カージナルス戦で大リーグ史上21人目の通算300勝と、史上3人目の通算4000奪三振を達成。ワールドシリーズに出場後、現役引退を表明するもこれを撤回し、2004年アストロズと契約。同年史上最年長の42歳で自己の最多記録を更新する7度目のサイ・ヤング賞を受賞。2005年両リーグ唯一の防御率1点台(1.87)を記録し、タイトルを獲得。2006年第1回WBC(ワールド・ベースボール・クラシック)米国代表。2007年5月ヤンキースに復帰。7月対ツインズ戦で史上8人目の通算350勝を達成。同年限りで引退。豪速球とフォークボール武器に7度のサイ・ヤング賞を受賞した史上屈指の投手だった。最多勝4回(1986〜87年,’97〜98年)、最優秀防御率7回(’86年,’90〜92年,’97〜98年,2005年)、最多奪三振5回(1988年,’91年,’96〜98年)、オールスター出場11回(’86年,’88年,’90〜92年,’97〜98年,2001年,2003〜2005年)。通算成績は、24年709試合登板、707試合に先発し、354勝184敗0セーブ、4672奪三振、防御率3.12。現役時代は193センチ、107キロ。右投右打。愛称“ロケット”。2007年12月ジョージ・J.ミッチェル上院議員による大リーグ内の禁止薬物使用者に関する報告書「ミッチェル・レポート」にて薬物使用者として名指しされた。

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最新 世界スポーツ人名事典 「ロジャー クレメンス」の解説

ロジャー クレメンス
Roger Clemens
大リーグ

大リーグ選手
生年月日:1962年8月4日
国籍:米国
出生地:オハイオ州デイトン
別名等:本名=William Roger Clemens
学歴:テキサス大学
受賞歴:MVP(アリーグ)〔1986年〕;サイ・ヤング賞(アリーグ)〔1986年・1987年・1991年・1997年・1998年・2001年・2004年〕
経歴:1983年テキサス大学を全米大学野球選手権優勝に導く。同年ドラフト1巡目全体9位で大リーグのレッドソックスに入団。’84年5月メジャーに昇格し、“ザ・ロケット”と呼ばれる豪速球で’86年MVPとサイ・ヤング賞を受賞。他に勝率、防御率、勝利のタイトルを獲得。また同年1試合20奪三振の大リーグ史上最多記録をマーク。’86年より7年連続200奪三振をマーク。’91年大リーグ史上最高給選手(538万250ドル/年平均)になる。’96年12月FAでブルージェイズと3年間、2475万ドルの投手最高額で契約。’97年21勝、防御率2.05、292奪三振で史上16人目の投手部門3冠を達成。’98年は20勝、防御率2.65、271奪三振で2年連続投手部門3冠に。’99年自らトレードを希望してヤンキースに移籍。同年6月対インディアンス戦で大リーグ史上4人目の20連勝を達成。ワールドシリーズ第4戦でシリーズ初勝利を挙げ、世界一に。2001年大リーグ史上初めて黒星1つだけで20勝に到達するなどチームのリーグ4連覇に貢献。2003年6月対カージナルス戦で大リーグ史上21人目の通算300勝と、史上3人目の通算4000奪三振を達成。ワールドシリーズに出場後、現役引退を表明するもこれを撤回し、2004年アストロズと契約。同年史上最年長の42歳で自己の最多記録を更新する7度目のサイ・ヤング賞を受賞。2005年両リーグ唯一の防御率1点台(1.87)を記録し、タイトルを獲得。2006年第1回WBC(ワールド・ベースボール・クラシック)米国代表。2007年5月ヤンキースに復帰。7月対ツインズ戦で史上8人目の通算350勝を達成。同年限りで引退。豪速球とフォークボールを武器に7度のサイ・ヤング賞を受賞した史上屈指の投手だった。最多勝4回(1986〜87年,’97〜98年)、最優秀防御率7回(’86年,’90〜92年,’97〜98年,2005年)、最多奪三振5回(1988年,’91年,’96〜98年)、オールスター出場11回(’86年,’88年,’90〜92年,’97〜98年,2001年,2003〜2005年)。通算成績は、24年709試合登板、707試合に先発し、354勝184敗0セーブ、4672奪三振、防御率3.12。現役時代は193センチ、107キロ。右投右打。愛称“ロケット”。2007年12月ジョージ・J.ミッチェル上院議員による大リーグ内の禁止薬物使用者に関する報告書「ミッチェル・レポート」にて薬物使用者として名指しされた。

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367日誕生日大事典 「ロジャー クレメンス」の解説

ロジャー クレメンス

生年月日:1962年8月4日
アメリカの大リーグ選手

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