ロドスの巨像(読み)ろどすのきょぞう

世界大百科事典(旧版)内のロドスの巨像の言及

【ロードス[島]】より

…なかでもリュシッポスの影響はこの地に強く残り,ヘレニズム時代(前330‐前30)には,彼の作風を受け継いだ一群の彫刻家が,ロドス島内だけでなくギリシア各地,さらにはローマで活躍した。世界の七不思議の一つに数えられたロドスの巨像(太陽神を表した青銅像で高さ約37m。前292年ロドス港に立てられたが前227年に地震で崩壊),《サモトラケのニケ》(パリ,ルーブル美術館),《ラオコオンと息子たち》(バチカン美術館)は,彼らの作品であった。…

※「ロドスの巨像」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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