日本大百科全書(ニッポニカ) の解説
ロドリゲス(João Rodriguez Giram)
ろどりげす
João Rodriguez Giram
(1558―1629)
イエズス会宣教師。ポルトガルのアルコシェテ生まれ。1577年イエズス会に入会。1583年ゴアで神学を学び司祭となる。1586年(天正14)長崎に着き、豊後(ぶんご)、大村、平戸(ひらど)地方で活躍したのち、1600年(慶長5)都(京都)に派遣された。1603年準管区長および巡察師の秘書となり、1614年のマカオ追放のときまで長崎にあった。1604年から15か年の『イエズス会日本年報』の作成にあたった。マカオにて死去。
[宮崎賢太郎 2018年2月16日]
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