ローラン カンテ(英語表記)Laurent Cantet

現代外国人名録2016 「ローラン カンテ」の解説

ローラン カンテ
Laurent Cantet

職業・肩書
映画監督

国籍
フランス

生年月日
1961年6月15日

出生地
ドゥ・セーヴル県メル

学歴
IDHEC(パリ高等映画学校)

受賞
ジャン・ヴィゴ賞〔1995年〕「Tous a la manif」,セザール賞新人監督賞〔1998年〕「ヒューマン・リソース」,ベネチア国際映画祭ドンキホーテ賞〔2001年〕「タイム・アウト」,カンヌ国際映画祭パルムドール(第61回)〔2008年〕「パリ20区、僕たちのクラス

経歴
教師の息子として生まれる。1984年よりIDHEC(パリ高等映画学校)で映画を学ぶ。’90年レバノン戦争を描いたドキュメンタリー「Un ete a Beyrouth」がテレビで放送される。’94年マルセル・オフュルス監督のドキュメンタリー「Veillees d’armes」で助監督を務める。’95年短編「Tous a la manif」を発表し、ジャン・ヴィゴ賞に輝く。’97年「ヒューマン・リソース」で長編デビューし、セザール賞新人監督賞などを受賞。2001年「タイム・アウト」がベネチア国際映画祭ドンキホーテ賞に輝く。2005年「南へ向かう女たち」はベネチア国際映画祭コンペティション部門に出品。2008年パリの移民世帯が多い地区にある中学校日常をドキュメンタリータッチで描いた「パリ20区、僕たちのクラス」でカンヌ国際映画祭最高賞のパルムドールを受賞。社会格差矛盾を見つめた作品で知られる。

出典 日外アソシエーツ「現代外国人名録2016」現代外国人名録2016について 情報

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