ローレンス・ロバート クライン(英語表記)Lawrence Robert Klein

20世紀西洋人名事典 の解説

ローレンス・ロバート クライン
Lawrence Robert Klein


1920.9.14 -
米国の経済学者。
ペンシルベニア大学教授。
オマハ生まれ。
1944年マサチューセッツ工科大学で博士号を取得し、シカゴ大学ミシガン大学オックスフォード大学を経て、’58年よりペンシルベニア大学教授を務める。処女作ケインズ革命」(’47年)でケインズ経済学の革命的意義を体系的に展開し、一躍有名になる。その後、ケインズ理論を基礎とした連立方程式を使ったモデルでアメリカ経済の計量経済学的分析を行い、「合衆国の経済変動1921-1941」を発表。’80年経済変動分析と経済政策の計量モデル作成の業績により、ノーベル経済学賞を受賞

出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報

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