ローレンス フィンク(英語表記)Laurence Fink

現代外国人名録2016 「ローレンス フィンク」の解説

ローレンス フィンク
Laurence Fink

職業・肩書
投資家 ブラックロック会長・CEO

国籍
米国

生年月日
1952年

本名
Fink,Laurence Douglas

学歴
カリフォルニア大学ロサンゼルス校卒

学位
M.B.A.(カリフォルニア大学ロサンゼルス校)

経歴
ファースト・ボストントレーダーなどを経験した後、独立。1988年資産運用会社ブラックロックを設立し、会長兼CEO(最高経営責任者)に就任。2006年メリルリンチ・インベストメント・マネジャーズを事実上買収し、通常の投資信託業務で大手のフィデリティやバンガードを抜いた。英国バークレイズの資産運用部門も買収。同社を日本の国内総生産(GDP)を上回る4.77兆ドル(570兆円)を運用する、世界最大の運用会社に育て上げた。一方、自社のシステムを使って顧客のリスク管理の外注を請け負うソリューションと呼ばれる新しい資産管理業を確立サブプライムローン問題ではベアー・スターンズの資産管理を任される。ウォール街きっての知日家で、年2度の割合で来日、日本の経済界に多くの知己を持ち、アベノミクスにも積極的に発言する。

出典 日外アソシエーツ「現代外国人名録2016」現代外国人名録2016について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android