ローヴィル岩(読み)ローヴィルがん(英語表記)rouvillite

岩石学辞典 「ローヴィル岩」の解説

ローヴィル岩

優白質セラル岩で,等粒状斜長石(53%)と連晶状の粒間のネフェリン(27%)が,少量のチタンオージャイト,褐色角閃石などと混じって含まれる岩石[O'Neill : 1914].マフィック鉱物の量は15%以下である.カナダケベック(Quebec)州,ローヴィル(Rouville)郡セント・ヒライア(St. Hilaire)山に因む.

出典 朝倉書店岩石学辞典について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android