ヴィタウタス ランズベルギス(英語表記)Vytautas Landsbergis

現代外国人名録2016 の解説

ヴィタウタス ランズベルギス
Vytautas Landsbergis

職業・肩書
政治家,ピアニスト,音楽学者 元リトアニア国会議長,元リトアニア祖国同盟代表,元欧州議会議員

国籍
リトアニア

生年月日
1932年10月18日

出生地
ソ連リトアニア共和国カウナス(リトアニア)

旧名・旧姓
Zemkalnis,Jonas

学歴
ビリニュス音楽院〔1955年〕卒

受賞
ノルウェー市民によるもうひとつの平和賞〔1991年〕

経歴
ピアニスト。1975〜90年リトアニアのビリニュス音楽院の音楽史教授を務め、20世紀初頭の作曲家チュルリョーニスの研究と作曲に携わる。一方、’88年6月急進的民主運動組織・サユディスを結成。同年10月サユディス創立大会を開催、同議長としてリトアニアの独立運動を率いる。’89年3月ソ連人民代議員に当選。8月バルト3国の首都間620キロを150万人で結ぶ“人間の鎖”をつくった。’90年1月ゴルバチョフ・ソ連議長のリトアニア訪問の際、30万人の独立要求集会を組織。同年2月選挙圧勝し、3月ソ連史上初めて非共産党系の共和国最高会議議長に就任、独立を宣言した。’91年9月ソ連政変後の国家評議会会議でリトアニアの独立が承認された。同月国連へも加盟。’92年より国会議員。同年11月の総選挙でサユディスは敗北、最高会議議長を退任し、サユディス議長も退く。’93年5月民族派の野党・祖国同盟を結成、代表に就任。’96年11月議会選挙で祖国同盟が圧勝、政治的復権を果たし、国会議長に就任。’97年12月大統領選に落選。2000年10月の選挙で敗れ、国会議長を退く。2004〜2014年欧州議会議員。2009年東京でピアノ演奏会を開く。

出典 日外アソシエーツ「現代外国人名録2016」現代外国人名録2016について 情報

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