ヴィリス ラーツィス(英語表記)Vilis Tenisovich Latsis

20世紀西洋人名事典 「ヴィリス ラーツィス」の解説

ヴィリス ラーツィス
Vilis Tenisovich Latsis


1904.5.12 - 1966.11.6
ソ連作家,政治家。
元・ラトビア共和国首相。
ラトビア出身。
ラトビアの港湾労働者の子で、第一次大戦中西シベリアに移住、1921年帰国、若くして革命運動に投じ、’28年共産党入党。’40年ラトビアにソビエト政権を樹立、’59年までラトビア共和国首相在任、’52年ソ連邦中央委員を務める。一方30年頃から文学活動を始め、「翼のない鳥たち」(’31〜33年)、「漁師の息子」(’33〜34年)、スターリン賞受賞の「新しい岸へ」(’50〜51年)等を発表、ラトビア現代史を雄大なスケールで描く。

出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android