一と言って二とない(読み)イチトイッテニトナイ

デジタル大辞泉 「一と言って二とない」の意味・読み・例文・類語

いちってとない

とび抜けて優れていてその後に続くものがない。「一と言って二とない名人

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「一と言って二とない」の意味・読み・例文・類語

いち【一】 と 言(い)って=二(に)とない[=二(に)と(は)くだらぬ]

とびぬけていて、あとに続くものがない。また、二番に下がることがないという意を表わすことば。
浄瑠璃源平布引滝(1749)三「七つの年から奉公せば、木曾御内に、一(いチ)といふて二のなき家来

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