一条 さゆり(1代目)(読み)イチジョウ サユリ

20世紀日本人名事典 「一条 さゆり(1代目)」の解説

一条 さゆり(1代目)
イチジョウ サユリ

昭和期のストリッパー



生年
昭和4(1929)年6月10日

没年
平成9(1997)年8月3日

出生地
新潟県柏崎市

本名
池田 和子

別名
旧芸名=赤羽 マリ,リオ 椿

経歴
6歳で両親に死別、五反田の施設で育つ。中学卒業後、ホステスなどさまざまな職業を経て、ストリッパーに転じる。駒田信二の実録小説「一条さゆりの性」でも知られ、多くの“サユリスト”を生んだ。また昭和45年前後には、新左翼やウーマンリブの活動家らから“反権力象徴”として祭り上げられた。晩年は大阪・西成区釜ケ崎で暮した。出演映画に「一条さゆり・濡れた欲情」がある。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

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