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一臈・一﨟・一臘 いちろう

大辞林 第三版の解説

いちろう【一臈・一﨟・一臘】

〔「 﨟 」は「臘ろう」の俗字。僧が受戒後一夏いちげの安居あんごを一度終えるのを法臘一歳という〕 一山中、法臘の数を最も多く積んだ僧。最も年功を積んだ僧。最上位の僧。 「金峰山の別当は彼の山の-をなん用ゐける/今昔 28
最も年功を積んだ者。
六位蔵人の首席の者。極﨟ごくろう。 「 -の判官俊成/保元
武者所の上席の者。 「当座に-を経ずして右馬允うまのじようにぞなされける/平家 5
舞楽で、第一の楽人。 「羯皷かつこは-これを掌り/舞楽図説」
最長老。首席。 「検校の-御職の家に集まりて/仮名草子・東海道名所記」
鎌倉幕府で、当番人の筆頭の者。

出典|三省堂大辞林 第三版について | 情報

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