精選版 日本国語大辞典 「三つのみち」の意味・読み・例文・類語
みつ【三つ】 の みち
① 天・地・人の総称。三才。
※書紀(720)允恭四年秋九月(図書寮本訓)「三才(みつノミチ)顕(あらは)し分(わか)れしより以来(このかた)」
※源氏(1001‐14頃)蓬生「この寂しき宿にも、かならず分けたる跡あなるみつのみちと」
④ 三方向の道。
※書紀(720)天武元年七月「以余の別将等、各三道(みつのみち)より進みて」
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