三つ巴(読み)ミツドモエ

デジタル大辞泉 「三つ巴」の意味・読み・例文・類語

みつ‐どもえ〔‐どもヱ〕【三つ×巴】

三つのものが互いに対立して入り乱れること。「三つ巴になって争う」
三人が向かい合って座ること。三つがなえ
紋所文様の名。巴を三つ組み合わせて円形にしたもの。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

世界大百科事典(旧版)内の三つ巴の言及

【巴文】より

…鎌倉時代以後は武家の間でこの紋を用いるものが多く,江戸時代に入っては300以上に及んだという。紋の種類としても数の多いほうで,いわゆる〈二つ巴〉〈三つ巴〉というような原形的なものから,これが種々に組み合わされた〈組み巴〉〈違い巴〉などがあり,70種以上に及ぶ。【山辺 知行】。…

※「三つ巴」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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