三内丸山(さんないまるやま)遺跡(読み)さんないまるやまいせき

知恵蔵の解説

三内丸山(さんないまるやま)遺跡

青森市三内にある5500〜4000年前(縄文時代前期中頃〜中期)の大規模集落遺跡。三内遺跡の一部。野球場建設に伴う1994年の調査で直径1mのクリの巨大木柱列6本が出土脚光を浴びた。長さ30m余の大型建物や約30の掘立柱建物跡、約500の竪穴住居跡、墓、盛り土遺構などが35haに分布している。栽培種らしいクリ、マメ、ヒョウタンなどとドングリ、獣・魚骨、土偶、膨大な量の土器、ヒスイ製品も出た。多人数の定住生活も想定され、縄文研究の画期を築いた。

(天野幸弘 朝日新聞記者 / 今井邦彦 朝日新聞記者 / 2007年)

出典 (株)朝日新聞出版発行「知恵蔵」知恵蔵について 情報

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