三宅 やす子(読み)ミヤケ ヤスコ

20世紀日本人名事典 「三宅 やす子」の解説

三宅 やす子
ミヤケ ヤスコ

大正・昭和期の小説家,評論



生年
明治23(1890)年3月15日

没年
昭和7(1932)年1月18日

出生地
京都市富小路丸太町

旧姓(旧名)
加藤

学歴〔年〕
お茶の水高等女学校卒

経歴
明治43年昆虫学者三宅恒方と結婚。夏目漱石小宮豊隆に師事し、大正10年夫の死去で文筆稼業を決意、評論、小説、講演などで活躍。12年「ウーマン・カレント」創刊。15年朝日新聞に連載した「奔流」で認められ、「金」「燃ゆる花びら」、未完遺作「偽れる未亡人」などを発表。ほかに評論集「未亡人論」「生活革新の機至る」「我子の性教育」、「三宅やす子全集」(全5巻)がある。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

367日誕生日大事典 「三宅 やす子」の解説

三宅 やす子 (みやけ やすこ)

生年月日:1890年3月15日
大正時代;昭和時代の小説家;評論家
1932年没

出典 日外アソシエーツ「367日誕生日大事典」367日誕生日大事典について 情報

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