三繋・三懸(読み)さんがい

精選版 日本国語大辞典 「三繋・三懸」の意味・読み・例文・類語

さん‐がい【三繋・三懸】

〘名〙 馬具の緒所(おどころ)中心となる羈(おもがい)・鞅(むながい)・鞦(しりがい)三種をいう。押掛(おしかけ)
浄瑠璃・大磯虎稚物語(1694頃)馬揃へ「雲雀毛夕日いざよふ紅の濃染の三がい熊野打ち」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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