三遊亭 萬橘(2代目)(読み)サンユウテイ マンキツ

新撰 芸能人物事典 明治~平成 「三遊亭 萬橘(2代目)」の解説

三遊亭 萬橘(2代目)
サンユウテイ マンキツ


職業
落語家*

本名
鈴木源七

生年月日
?

経歴
明治期に活躍江戸浅草提灯屋を営んでいたが、美声清元をよくしたところから、25、6歳のころ、初代万橘の門に入って万遊と名乗り、音曲師となった。2代三遊亭円橘門に移り、千橘を経て、明治16年ごろ七昇亭花山文の4代目を襲名。さらに初代三遊亭円遊門に転じ、27年生遊とあらためた後、同年没した先師の名の2代目を継いだ。チフス高熱にもかかわらずうわごとに都々一を唄って没したといわれる。

没年月日
明治31年 8月8日 (1898年)

家族
息子=柳家小せん(初代)

出典 日外アソシエーツ「新撰 芸能人物事典 明治~平成」(2010年刊)新撰 芸能人物事典 明治~平成について 情報

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