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三重県伊勢市 いせ〈し〉

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日本の地名がわかる事典の解説

〔三重県〕伊勢〈市〉(いせ〈し〉)


三重県東部、伊勢平野南端部に位置する市。
伊勢神宮(神宮)を擁し、伊勢志摩国立公園の玄関口にあたる。旧称は宇治山田市。1955年(昭和30)より現市名。2005年(平成17)11月、度会(わたらい)郡の二見町、小俣町、御薗村と合併して現在の姿となる。伊勢自動車道、伊勢志摩スカイラインなどが通じる。古くから伊勢神宮内宮(ないくう)(皇大(こうたい)神宮)のある宇治と、外宮(げくう)(豊受(とようけ)大神宮)のある山田が繁栄している。鎌倉時代に起こった伊勢参りの風習とともに鳥居前町として発展し、江戸時代には日本有数の商都に成長した。二見地区は二見興玉(ふたみおきたま)神社の門前町として発展。御薗地区には江戸時代には山田奉行所が置かれた。中心産業である観光のほかに、農業では稲作、野菜・イチゴやナシなどの果物・キクの栽培が盛んで、小俣地区では伊勢たくあんを特産する。漁業ではアサリなどの採貝が盛ん。電機・金属・食品・自動車部品などの工場もある。特産品に伊勢うどん、赤福餅などがある。伊勢神宮の参拝客は年間500万人を超える。ほかに東部の金剛證(こんごうしょう)寺、景勝地として名高い二見浦(国の名勝に指定)の夫婦岩などがある。皇学館大学や神宮徴古(ちょう)館・神宮美術館など神道関連の文化施設が多い。水族館二見シーパラダイス、歴史テーマパーク伊勢・安土桃山文化村も見どころの一つ。

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