三重県志摩市(読み)しま〈し〉

日本の地名がわかる事典の解説

〔三重県〕志摩〈市〉(しま〈し〉)


三重県東部、志摩半島南東部を占める市。
2004年(平成16)10月、志摩郡の浜島町、大王町、志摩町、阿児(あご)町、磯部町の5町が合併して成立。市域の大半が伊勢志摩国立公園に含まれ、英虞(あご)湾、的矢(まとや)湾などのリアス式の海岸と神島、賢島(かしこじま)など大小の島々がおりなす景観を活かした観光の町。英虞湾、的矢湾では真珠の養殖が盛ん。地域ブランド的矢カキで知られるカキやイセエビの養殖も行われる。トラフグなどの沿岸漁業と伝統的な海女(あま)漁業が行われ、アワビの水揚げが多い。水産加工業・酪農のほか、稲作と果物・花卉(かき)のハウス栽培を行う。南張(なんばり)地区ではメロンを特産。海岸沿いには大王崎、安乗(あのり)崎などの景勝地がある。近鉄志摩線の終点賢島は先志摩観光の拠点で、英虞湾巡りの観光船が発着する。御座白浜(ござしらはま)ほか各所に海水浴場・キャンプ場がある。皇大(こうたい)神宮別宮の伊雑宮(いざわのみや)では毎年6月24日に御田植祭の磯部の御神田(おみた)(国の重要無形民俗文化財)が行われる。合歓の郷(ねむのさと)、志摩スペイン村パルケエスパーニャ、志摩マリンランドなどのリゾート施設もある。

出典 講談社日本の地名がわかる事典について 情報 | 凡例

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