上原 真佐喜(1代目)(読み)ウエハラ マサキ

20世紀日本人名事典 「上原 真佐喜(1代目)」の解説

上原 真佐喜(1代目)
ウエハラ マサキ

明治〜昭和期の箏曲家(山田流)



生年
明治2年10月3日(1869年)

没年
昭和8(1933)年7月10日

出生地
東京

本名
上原 幸太郎

経歴
9歳で山田流の千代田検校の浅井千束に入門。21歳で奥村真佐古に師事して、その後継者となる。歌物を得意とし、作品に「春の朝」「里の四季」「落花の誉」などがある。大正12年山田流箏曲協会が設立され副会長に就任。社中で真磨琴会組織、初代会長を務めた。没後50年には「初代上原真佐喜芸話」が出版された。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

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