精選版 日本国語大辞典 「上段・上壇」の意味・読み・例文・類語
じょう‐だん ジャウ‥【上段・上壇】
〘名〙
① 階段・梯子(はしご)・引出しなど、いくつかの段になっているものの、上の方の段。
② 「じょうだん(上段)の間①」の略。
③ 「じょうだん(上段)の間②」の略。〔和漢船用集(1766)〕
※御伽草子・鶴亀物語(室町時代物語集所収)(室町末)上「上たんにうやまひ、朝夕みきをまいらせて、そうぎやうするほどに」
⑥ 剣術、槍術などで、刀や槍を頭上に振りかざしてかまえる型。
※五輪書(1645頃)水の巻「上段も時にしたがひ少し下ぐる心なれば中段と成り」
⑦ 仏壇。
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