不良債権処理

朝日新聞掲載「キーワード」の解説

不良債権処理

小泉首相は02年9月、日米首脳会談で「小泉内閣最大の仕事は経済再生」と語り、不良債権処理を加速させることを公約した。帰国後の内閣改造で当時の柳沢伯夫金融相を更迭し、竹中平蔵経済財政相に金融相を兼務させた。竹中氏は内閣府副大臣の伊藤達也氏らとともに「金融再生プログラム」を策定し、主要行の貸出金に占める不良債権の比率を04年度末までに当時の8%から4%に半減させる目標を定めた。りそな銀行の実質国有化や足利銀行の破綻(はたん)処理、旧UFJ銀行の検査忌避事件などを経て、主要行の不良債権処理が本格化。06年3月期には主要行の不良債権比率が1.8%まで減少した。伊藤氏は04年9月、竹中氏の後の金融相に就任し約1年務めた。

(2006-09-08 朝日新聞 朝刊 1経済)

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