世・井・凄・制・勢・声・姓・婿・征・性・成・掣・政・整・斉・星・晴・棲・正・歳・清・牲・生・盛・省・穽・精・聖・聲・臍・製・西・誓・誠・請・逝・醒・青・靖・静・靜・齊(読み)せい

大辞林 第三版の解説

せい【世・井・凄・制・勢・声・姓・婿・征・性・成・掣・政・整・斉・星・晴・棲・正・歳・清・牲・生・盛・省・穽・精・聖・聲・臍・製・西・誓・誠・請・逝・醒・青・靖・静・靜・齊】

【井】 [音] セイ ・ショウ
いど。い。 「井蛙せいあ・井泉・鑿井さくせい・油井」
いげた。 「天井てんじよう
まち。 「市井」
【世】 [音] セイ ・セ
よのなか。よ。社会。 「《セイ》世局・世務せいむせむ)・世路せいろせろ)・阿世あせい・厭世えんせい・時世・処世・俗世ぞくせいぞくせ)・乱世」 「《セ》世界・世間・世事せじせいじ)・世上・世情・世人・世論・世話・在世ざいせざいせい)・出世」
とき。
歴史上の区分。 「世紀・隔世・近世・絶世・中世・当世」
人がある地位にある期間。また、人の一生。 「世代せだい・終世・当世・二世・累世・隔世遺伝・万世一系」
〔Epoch〕 地質学の時代区分。 「沖積世」
仏教で、過去・現在・未来のそれぞれの世界。 「《セ》三世・宿世すくせしゆくせ)・前世・来世」
親代々。 「世業・世子・世嫡せいちやくせいてき)・世襲」
【正】 [音] セイ ・ショウ
ただしい。 「《セイ》正義・正邪・正当・正論・公正・中正」 「《ショウ》正金・正直・正真・正銘・正面」
ただす。ただしくする。 「改正・矯正・校正・叱正しつせい・粛正・是正・訂正」
ととのっている。 「端正・正方形」
まさに。ちょうど。 「正中・正午しようご
年のはじめ。しょうがつ。 「正旦・賀正がしよう
主であるもの。 「正使・正犯・正賓・正副・正会員」
本来的なもの。中心的なもの。 「正妻・正史・正室・正統」
同じ位階で上位となるもの。 「正三位しようさんみ
おさ。長官。 「僧正そうじよう・検事正」
零より大きい数。 「正数・正負」
【生】 [音] セイ ・ショウ
うむ。うまれる。 「《セイ》生殖・生母・胎生・卵生」 「《ショウ》生得・生滅・往生・出生しゆつしようしゆつせい)・誕生・生老病死」
草木がはえる。 「寄生・対生・野生」
いのち。いきる。 「《セイ》生還・生死せいししようじ)・生存・生体・生物・生命・衛生・長生」 「《ショウ》生涯・生類・一生・衆生しゆじよう・殺生・畜生・養生・生者必滅」
世に現れる。おこる。 「生起・発生」
くらし。 「生業・厚生・終生・人生・平生・余生」
学習する人。 「生徒・学生・書生・研究生」
男子の謙称。 「小生・老生」
なま。熟していない。 「生硬・生熟」
新鮮な。 「生魚・生鮮」
【成】 [音] セイ ・ジョウ
なる。できあがる。作りあげる。 「成果・成句・成績・完成・作成・大成・晩成・落成・老成」
そだつ。 「成育・成人・成長・成年」
なす。なしとげる。 「成功・成否・成就じようじゆ
作りあげる。こしらえる。 「構成・編成」
そだてる。 「育成・養成」
まこと。「誠」に同じ。 「真成」
【西】 [音] セイ ・サイ
にし。 「《セイ》西域せいいきさいいき)・西部・西方せいほうさいほう)・西洋・鎮西」 「《サイ》西海・西国・関西」
「西洋」をいう。 「西紀・西暦・泰西」
外国語の音訳字。 「西班牙スペイン・仏蘭西フランス
「西班牙スペイン」の略。 「日西辞書・米西戦争」
【声(聲)】 [音] セイ ・ショウ
こえ。ひびき。おと。 「声楽・声帯・声量・音声・奇声・肉声・発声・美声・大音声だいおんじよう
こえに表す。 「声援・声明・声涙」
うわさ。 「声価・声望・名声」
中国語(漢字音)の声調。 「四声・入声につしようにつせい)・平声ひようしようへいせい)」
【制】 [音] セイ
きめる。さだめる。 「制定」
つくる。こしらえる。 「制作・編制」
きまり。おきて。 「制度・制服・法制」
制度。 「学制・官制・旧制・体制・帝制・定時制」
おさえる。とめる。 「制圧・制限・制裁・制止・規制・禁制・自制・節制・統制・抑制」
支配する。 「制御・制覇・圧制・専制」
【姓】 [音] セイ ・ショウ
氏族、または家の名。名字みようじ。 「姓氏・姓名・旧姓・同姓」 〔もと、「姓」は血統・家系を「氏」は家柄をいったが、今は混用される〕
【征】 [音] セイ
ゆく。旅に出る。 「征衣・征路」
うつ。行って攻め討つ。 「征夷せいい・征戦・征途・征討・征伐・征服・遠征・外征・出征・長征」
【性】 [音] セイ ・ショウ
生まれつき。さが。 「《セイ》性格・性向・性質・性善・資性・習性・天性・品性・理性」 「《ショウ》性分・根性・本性ほんしようほんせい)・苦労性・貧乏性」
物事の性質。傾向。たち。 「悪性・急性・酸性・属性・定性・陽性・安全性・人間性」
雌雄の間の区別。 「性器・性別・異性・女性・男性・同性」
生殖本能の働き。 「性交・性的・性欲・性犯罪」
【青】 [音] セイ ・ショウ
草木がしげる。草木の色。 「青山・青松・青嵐」
あおい。あおい色。 「《セイ》青果・青磁・青天・青銅・丹青」 「《ショウ》群青ぐんじよう・紺青こんじよう・緑青」
新鮮な。年若い。 「青春・青年」
あお竹の皮。転じて、竹簡。 「青史・汗青」
化学で、シアンに当てる。 「青酸・青化法」
【斉(齊)】 [音] セイ ・サイ
そろう。そろえる。 「斉一・斉唱・斉整・一斉・均斉」
ととのえる。おさめる。 「斉家」
【政】 [音] セイ ・ショウ
まつりごと。 「政界・政見・政権・政策・政治・政体・政党・政道・政府・政令・悪政・苛政かせい・行政・憲政・国政・摂政せつしよう・太政官だいじようかんだじようかん)」
物事をととのえおさめる。 「家政・財政・農政」
【星】 [音] セイ ・ショウ
ほし。 「星雲・星座・星宿・星辰せいしん・衛星・火星・金星・恒星・新星・彗星すいせい・遊星・流星・惑星・明星みようじよう・北斗七星」
つきひ。時の流れ。 「星霜」
偉大な人物。権威者。 「巨星・将星」
【牲】 [音] セイ
いけにえ。 「犠牲・五牲・三牲」
【省】 [音] セイ ・ショウ
かえりみる。 「省悟・省察せいさつしようさつ)・三省・自省・内省・反省」
故郷の父母を訪問する。 「帰省」
はぶく。 「省筆しようひつせいひつ)・省文・省略しようりやく
役所。 「《ショウ》外務省・式部省・民部省・文部科学省」
中国の地方行政上の最上区画。 「《ショウ》省都・山東省」
【 穽 】 [音] セイ
おとしあな。 「陥穽」
【凄】 [音] セイ
ものさびしい。いたましい。また、冷たい。 「凄然・凄涼」
すさまじい。ものすごい。 「凄惨・凄絶・凄烈」
【逝】 [音] セイ
死ぬ。ゆく。 「逝去・急逝・長逝・夭逝ようせい
【清】 [音] セイ ・ショウ ・シン
きよい。きよらか。
水がすんでいる。 「清水・清濁・清澄・清明・清流・清冽せいれつ
けがれがない。いさぎよい。 「清潔・清純・清浄せいじようしようじよう)・清新・清楚・清談・清貧・清遊・清廉」
すずしい。すがすがしい。 「清爽せいそう・清涼・清冷」
きれいにする。さっぱりと整理する。 「清算・清掃・粛清」
相手の行為や状態などを敬っていう語。 「清栄・清祥・清聴・清福」
中国の王朝の名。 「《シン》清国・清朝・日清戦争」
【盛】 [音] セイ ・ジョウ
さかん。さかり。
勢いが強い。 「《セイ》盛夏・盛時・全盛・隆盛」 「《ジョウ》盛者」
立派である。はなやか。 「《セイ》盛儀・盛大・盛装・盛名」
にぎやか。 「《セイ》盛会・盛況」
栄えている。 「《セイ》盛運・盛衰」 「《ジョウ》繁盛」
世間に広まっている。 「盛行」
【婿】 [音] セイ
むこ。むすめの夫。 「女婿・令婿」
【 掣 】 [音] セイ
ひく。おさえて自由にさせない。 「掣肘せいちゆう
【晴】 [音] セイ
はれる。はれ。 「晴雨・晴天・晴明・晴朗・快晴・晴耕雨読」
【 棲 】 [音] セイ
すむ。すまう。すみか。 「棲息・隠棲・山棲・水棲・同棲・幽棲・両棲」
【勢】 [音] セイ ・セ
いきおい。 「勢威・勢力・威勢・火勢・気勢・虚勢・権勢・豪勢・優勢」
物事のなりゆき。ようす。 「運勢・形勢・姿勢・時勢・情勢・趨勢すうせい・大勢・地勢」
人数。軍隊。 「軍勢・多勢」
睾丸こうがん。 「去勢」
「伊勢いせ国」の略。 「勢州」
【歳】
⇒ さい〔歳〕 [漢]
【聖】 [音] セイ ・ショウ
知徳にすぐれ、道理をきわめた人。 「聖賢・聖人・聖哲・聖道・亜聖・至聖・大聖」
仏教における高徳の僧。ひじり。 「聖衆しようじゆ・聖人しようにん
(宗教的に)清く尊い。 「聖書・聖地・聖母・聖夜・神聖」
その道をきわめた人。 「楽聖・画聖・棋聖・詩聖」
天子。また、天子に関する事柄。 「聖旨・聖上・聖勅・聖徳・聖慮・列聖」
【誠】 [音] セイ
まこと。いつわりがない。 「誠意・誠実・誠心・至誠・赤誠・丹誠・忠誠」
まことに。このうえなく。 「誠恐・誠惶せいこう
【 靖 】 [音] セイ
しずめる。やすんずる。 「靖献・靖国」
【精】 [音] セイ ・ショウ
こまかい。くわしい。 「精細・精算・精選・精粗・精緻せいち・精通・精読・精密」
いて米を白くする。 「精白・精米・搗精とうせい
純良・上質のものにする。 「精製・精錬」
純粋なもの。本質。 「精華・精粋・精髄」
こころ。たましい。 「精魂・精神・精霊せいれいしようりよう)」
生命の根本の力。 「精液・精根・精子・精力」
気力がみちあふれている。気力をこめてする。 「精鋭・精悍せいかん・精勤・精励・精進しようじん
【製】 [音] セイ
物をつくる。 「製作・製紙・製造・製鉄・製法・製本・官製・謹製・私製・精製・粗製・調製」
詩歌・文章を書く。 「御製」
【誓】 [音] セイ
ちかう。ちかい。 「誓願・誓紙・誓詞・誓文せいもん・誓約・祈誓・弘誓ぐぜい・宣誓」
【静(靜)】 [音] セイ ・ジョウ
とまって動かない。しずまる。 「静止・静物・静脈じようみやく・安静・動静・静電気」
しずか。 「静穏・静寂・静粛・静聴・閑静」
心を落ち着ける。しずめる。 「静観・静座・静思・静養・鎮静・平静・冷静」
【請】 [音] セイ ・ショウ ・シン
こう。ねがいもとめる。 「請願・請求・懇請・申請・奏請・勧請かんじよう・起請きしよう・普請ふしん
まねく。招待する。 「招請」
【整】 [音] セイ
ととのえる。正しくそろえる。 「整形・整然・整頓・整備・整理・整列・端整・調整」
【醒】 [音] セイ
さめる。酔いがさめる。眠りからさめる。また、迷いがはれる。 「醒悟・覚醒・半醒」
【 臍 】 [音] セイ ・サイ
へそ。 「臍窩さいか・臍帯さいたいせいたい)・臍下丹田」

出典 三省堂大辞林 第三版について 情報

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